「前に買ったバイクカバー、すぐにダメにしてしまいました。
今度は長持ちさせたいです。
どうやってお手入れしたらいいですか?」
バイクカバーのお手入れって、意外と知られてないですよね。
毎日使うものですし、消耗品ですから、ダメになったら買い替えればいいと思うかもしれません。
ですが、バイクカバーもポンポンと買い替えられる金額でもないのも事実です。
では、あなたが今抱えているお悩み
- バイクカバーってどうやってお手入れするの?
- バイクカバーは洗濯機やコインランドリーを使用しても大丈夫?
- そもそもバイクカバーの耐久性ってどれくらい?
- バイクカバーの寿命を長持ちさせるコツ!
今回は、この4つの解決方法をあなたにお教えしていきます。
それでは、行ってみましょう!
バイクカバーの手入れ方法!手順と注意点は?
バイクカバーを手入れする手順を以下にご紹介します。
日々使用しているバイクカバーは塵や埃、汚れが付着しています。
ですので、その汚れをまず落としましょう。
使用するのは水とタオルです。
タオルの種類は、汚れだけを落とすのであれば雑巾でも十分OKです。
出来るのであれば柔らかいものがいいですね。
マイクロファイバータオルだとなお良いです。
手順①:バイクカバー表面に水をかけて、大きな汚れを洗い流す
水をバイクカバー表面にかけて、大きな汚れを洗い流します。
その後で、タオルを使用して水で洗い流せなかった汚れを優しく拭き取ってください。
ここであなたは、洗剤やブラシを使って洗うのはダメなの?と思われたかもしれません。
たしかに洗剤やブラシも使って洗えば、拭き取るより早く落とせます。
しかし、洗剤やブラシを使う事で、カバーの表面のはっ水加工や、紫外線のコーティングも落としてしまう可能性があります。
特にブラシで洗うと、カバーの表面を傷つけてしまいます。
そうなるとかえって、バイクカバーの寿命を縮めてしまいます。
ブラシは使用しないように、洗剤もなるべく使わないようにしてください。
どうしても洗剤で落としたいときは、中性洗剤でかつほんの少しだけ入れて使用するようにしてくださいね。
手順②:バイクカバーの裏側も表側と同様に汚れを洗い流す
表側をタオルで拭き取り終われば、次に裏側(バイクが接触する側)です。
裏側も表面と同じ感じのカバーであれば、表面のお手入れ方法を同じように行ってください。
起毛が使われているカバーでしたら、起毛に大きな誇りや塵、汚れをまず取り除きます。
次に裏起毛の場合に使用するのは、比較的柔らかいブラシを使用します。
ブラシを使用することで、起毛に絡まった汚れや埃をかき出すことが出来ます。
ただし、あくまでも優しくブラッシングしてくださいね。
手順③:バイクカバーを干して乾燥させる
表裏の洗い流しが終わったら、天日干しで乾燥させて、お手入れは完了です。
バイクカバーは洗濯機やコインランドリーでも大丈夫?
お手入れがとてもめんどくさいから、洗濯機やコインランドリーを使用したい!
そう思うかもしれませんね。
ですが、洗濯機やコインランドリーの使用は厳禁です。
バイクカバーの使用方法でもお伝えしたように、渇水加工や紫外線コーティング加工がされています。
参考記事はこちら
洗濯機やコインランドリーでは、加工の効果が失われるどころか、カバーがダメージを受けて一気に寿命が縮んでしまいます。
お手入れして長持ちさせたいのに、寿命を縮めてしまうなんてことは避けたいはずです。
乾燥付きのコインランドリーだと最悪、乾燥でカバーが溶けてしまって、目も当てられなくなります。
洗濯機やコインランドリーは、くれぐれも使用しないでくださいね。
バイクカバーの耐久性はどれくらい?
そもそもバイクカバーの耐久性ってどれくらいなのでしょう?
使用環境や保管方法によって変わっては来ますが、
- 薄手の生地だと、半年から1年ほど
- 厚手の生地だと、1年から2年ほど
ですね。
私が使用していたバイクカバーは薄手でしたが、破けるまで丸2年は持ちました。
はっ水効果やコーティングの効果が残ってるまで考えると、おそらく1年は持ってなかったと思います。
ですので、効果も含めて耐久性を維持するのであれば、お手入れは必須になります。
バイクカバーの寿命を長持ちさせるコツ2つ!
バイクカバーを長持ちさせるコツですが、私の経験からの解説になります。
バイクカバーを長持ちさせるコツ①
1つ目は、はっ水スプレーを定期的にかけて使用することです。
現在私が使用しているカバーですが、定期的に水洗いして、乾かした後に、市販のはっ水スプレーをカバーにかけて使用しています。
カバーは破れるまで使用する事ができます。
しかし、破れるまではっ水効果が続く事はまず無いと言っていいでしょう。
ですので、お手入れ時に、「なんかバイクカバーの所々がはっ水しなくなってきてる?」と感じる時期が来るでしょう。
その段階からのお手入れ時に、はっ水スプレーを定期的に使用して効果を維持するといいでしょう。
バイクカバーを長持ちさせるコツ②
2つ目は、バイクにカバーをかけている際に、バタつきを防止しておくことです。
そうすることで、風によってカバーが破ける心配もなくなります。
風によってカバーがバタつくと、そんなに強くない風でも破けることがあります。
ですので破れる事を防ぐ事も含め、バタつき対策は長持ちさせるコツのひとつとなります。
参考記事
さいごに
バイクカバーは消耗品です。
しかし、消耗品と言ってもそれなりの値段はしますし、雑な扱い方をすれば、良いものもすぐにダメになってしまいます。
すぐにダメにしないためにも、出来る限りお手入れして長持ちさせましょう!