「雨の日にバイクのエンジンがかからない!どうしよう」
晴れの日にはエンジンがかかってたバイク。
でも雨の日にはかからない。
新人ライダーのあなたは、かなり焦りますよね?
しかも雨の日に限ってですから。
大丈夫ですよ、安心してください。
エンジンがかからないのは、必ずと言っていいほど原因があります。
雨の日という事なので
- かからない時にチェックするポイント
- かからない時の対処法
この二つをお教えしますね。
では、いってみましょう!
雨の日のバイク!エンジンがかからない時のチェックポイントは?この3つを確認しよう!
雨の日にバイクがかからない時のチェックポイント3つ。
それは、
- 電装関係
- プラグ(プラグコードも含みます)
- エアクリーナー
この3つをチェックしてみてください。
チェックポイント1:電装関係
電装関係と書きましたが、結構初歩的な確認になります。
メインキーをONにすると、しっかりとメーターがつくかを確認ですね。
メーターが点灯するとしないとでは後の対処法が変わってきます。
ですので、まずは電源が入るかをチェックしましょう。
また、タンクの燃料ポンプが動いているかの確認もしましょう。
メインキーをONにすると、ウィーンと言う機械音が1秒ほど鳴るはずです。
その音を確認しましょう。
もうひとつ確認すべき箇所は、右ハンドルのキルスイッチです。
キルスイッチも結構かからなくなるポイントですので、ONになってるか確認しましょう。
チェックポイント2:プラグ
プラグはエンジンをかける時も、かかった後も、エンジンを切るときまでずっと点火してます。
そして、プラグは消耗品であり、交換時期があります。(NGK公式では3000~5000km毎に交換)
交換時期を超えたプラグは状態が悪くなっている、もしくは消耗しきっている状態ですよね?
古くなったプラグや状態が悪くなったプラグは湿気や水分が付着すると点火できなくなる場合があります。
ですので、交換したのはいつだったかな?となるようであれば、交換しましょう。
また、プラグをチェックする際にプラグコードを触ると思います。
プラグが刺さる部分に水が付着していないか?もチェックしましょう。
その部分はかなり高い電流が流れるところでもあります。
そこに水が付着すると漏電を起こしてしまいます。
そうすると、必要な電流がプラグに流れなくなってしまい、点火しなくなります。
なので、プラグコードにも水滴がついていないか確認するようにしましょう。
チェックポイント3:エアクリーナー
エアクリーナーはエンジンにゴミや埃が混入させないようにし、奇麗な空気を送る役割を持ってます。
長く使っていると、ゴミや埃が蓄積され、空気を通しにくくなります。
ゴミや埃自体がフィルターの役割をしてしまうんですね。
雨の日は空気が水分を含んでます。
水分を含んだ空気がエアクリーナーを通ると、ゴミや埃が水分を吸ってしまいます。
そうなると、ゴミや埃は膨らんでしまい、空気が通る隙間がなくなってしまいます。
その結果、エンジンに空気が流れず、かからなくなってしまう!
という現象が起きてしまいます。
なので、プラグをチェックすると同時に、エアクリーナーもチェックしてみましょう!
雨の日のバイク!エンジンがかからない時の対処法は?
チェックポイントであげた3つに絞った方法です。
対処法1:電装関係のトラブル
メーターが点灯して、始動ボタンを押したけど掛からない。
セルがキュルっと鳴って、カチカチのようになる場合は、バッテリーが弱くなってる可能性があります。
その場合は充電をしてあげてください。
もしくは、他のバイクや車を使ってバッテリー同士を繋ぎます。
そして、ジャンプすることで、他の車やバイクの電力を借りて、一時的な始動が可能になります。
その後はバイク屋さんに行って、バッテリーを交換するかどうか相談しましょう。
対処法2:プラグのトラブル
プラグは、まずプラグキャップを取り外して、キャップ内が濡れているか確認です。
濡れているのであれば、布やウエス等で拭き取りましょう。
また、中の届かないところは外したままにして乾かしてもOKです。
プラグを外せるのであれば外してください。
そして、電極部分を柔らかいブラシ等でお掃除しましょう。
イリジウムプラグの場合は、掃除ができないので注意してください。
対処法3:エアクリーナーのトラブル
エアクリーナーも、プラグと同様です。
取り外してもらったら、埃やゴミを取ってしまいましょう。
さいごに
エンジンが掛からない時って、やっぱり自分である程度どうにかしたいと言う気持ちはありますよね。
もちろん、あなた自身が乗ってるバイクだからというのもあります。
かからなくなったらどうしようという不安も、対処出来るからなくなります。
しかし、初歩的な点、例えば
- キルスイッチがオフになってた
- ギアがニュートラル以外になってた
など、人的な「うっかり」を除くと、外す道具や清掃用具を揃えないといけません。
また、消耗品は使用限界があるので、それを越えると交換するしかなくなります。
そうなってくると、バイク屋さんだったり、ちゃんとした整備士に頼むことをおすすめします。
ただ、私もあなたのように自分で対処出来る人が増えるのはとても嬉しいです。
ですので、そのお力になれればと思います。