本ページはプロモーションが含まれています

お正月

お正月におせち料理を食べる意味は?子供にもわかりやすく!

おせち料理を食べる意味

知っていましたか?

あなたがおせち料理年に5回も食べているということを。

 

 

お正月でのお楽しみといえば、おせち料理。

家族でワイワイと好きなおかずをつついて、
今年の抱負などを語り合うのは、新年ならではの風景ですね。

 

 

子どもって好奇心が強いので、あなたのお子さんもきっと
「なんでお正月におせち料理を食べるの?」とか
「なんで毎年同じ料理が入ってるの?」
質問してくるのではないでしょうか?

 

そんな時に答えられなくて困らないようにしましょう!

 

 

そこで今回は、お正月におせち料理を食べる意味について、

  • 一般的にはこう思われている
  • 歴史的な意味は?
  • それぞれのおかずを食べる意味は?

 

という視点で、子ども向けにわかりやすく、
簡単に説明できるようまとめてみました!

 

 

子どもも「へぇ~そうなんだ~♪」と勉強になるし、
意味を知ってからおせち料理を食べると、
もしかしたら神様からの思わぬご利益があるかもしれませんよ。

 

 

それでは参りましょう!

 

 

おせち料理は一般的にこう思われている!

 

「おせち料理はなぜお正月に食べるのか?」という
質問に対して、よく聞くのが
「いっつも朝昼晩料理してんのに、正月くらい休ませてーや(#゚Д゚)!!」
という意見。ごもっともです。

実際にこの考え方は近年広まってきたようです。

 

 

おせち料理をお正月に食べるのは
「主婦にお正月の3日間くらいは休んでもらおう」という意味が
含まれているんですね。

 

 

あと、なるべく火を使わないように保存できる料理を食べるという
意味もあるんですよ!

 

 

では、おせち料理の由来となっている歴史的な意味
どのようなものなんでしょうか?

 

 

歴史的な意味は?

 

おせちはもともと「御節供」と書き、「おせちく」と言ってました。
昔の日本では、月と日付が奇数で揃う日、すなわち

  • 1月1日(松の節句)
  • 3月3日(桃の節句)
  • 5月5日(端午の節句)
  • 7月7日(笹の節句)
  • 9月9日(重陽の節句)

 

節日と呼んでいて、節日に振る舞うごちそうのことを
おせちくと呼んでいたんですよ。

 

おせちくが省略されて、今のおせちになったのです。

年5回の節日のたびにおせち料理が食べられていたわけですね。

冒頭でも言ったように、私たちがおせちくを年に5回も食べているのは
本当だったんですね!

 

 

現在は上の5つの節句の中でも、お正月だけが1年の節目という意味で
特別扱いされおせち料理として残ったのです。

また、お正月に神様をお迎えするためのお供え物としても
おせち料理の役割があるんですよ~!

 

 

では、おせち料理に入っているおかずには
どんな意味があるのか見てみましょう。

 

おせちの意味を子どもに教える

 

 

それぞれのおかずを食べる意味は?(子どもに説明するVer.)

 

おせち料理には普段食べないめずらしいおかずが
入っていますよね。

 

それぞれのおかずを食べる簡単な意味を知って、
ぜひ子どもさんに教えてあげてくださいね!

 

 

なます

 

酸っぱいので、子どもには人気がないよね。
でも、紅白に色付けされている
なますは縁起が良いんだよ!

 

 

黒豆

 

「まめ」に健康で働けるようにという意味が込められているんだね。

 

 

里芋

 

さといもが土の中でたくさんのこいもを付けるように
子孫繁栄をお祈りしましょうね。

 

 

ごまめ

 

別の名前で「田作り」といって、昔は肥料だったんだって。
お米や野菜がたくさん取れるようにという意味があるんだよ。

 

 

エビ

 

えびをよく見てごらん。腰が曲がっていて、おひげも生えているよね。
おじいさんみたいでしょう?だからエビは長生きできるようにって
意味があるんだよ。

 

 

昆布巻き

 

私たち家族がずっと「よろこぶ」ことができるようにっていう
意味が込められているんだよ。

 

 

れんこん

 

れんこんには穴が開いているよね。ずっと見通しがいいように、
将来が明るいようにとお願いしましょうね。

 

 

伊達巻

 

昔、大事な本は全部巻物だったんだよ。伊達巻だけじゃなくて
おせち料理には色んな巻物が入っているのは
家族みんながかしこくなるようにという意味が込められているんだよ。

 

 

栗きんとん

 

栗きんとんの色はこがね色といって、昔の小判や宝物の色なんだね。
家族がお金持ちになれるようにお願いしましょうね。

 

 

数の子

 

かずのこはニシンという魚の卵で、
たくさんの子どもができて健康でありますように
という意味が込められているんだよ。

 

 

ごぼう

 

ごぼうは土の中でしっかり根を張って生きているんだね。
細く長く力強く生きていけるようにという
願いが込められているんだね。

 

 

さいごに

 

おせち料理にはいろいろな意味があるんですね。

 

思いは思い続けると必ず叶うといいます。
いわれや由来、それぞれのおかずを食べる意味を知って、
明るい未来を思いながらおせち料理を食べると
きっと良い1年になることでしょう!

 

 

今年1年、あなたと家族みなさんが
仲良く健康であることを願っています。

-お正月