「キーッ!せっかく子どもが寝てくれたというのに、インターホンの音で起きちゃったじゃないのよ(# ゚Д゚)」
誰かと思って出てみたら、また新聞の勧誘。
この前断ったばっかりなのに、なんでまた来るんだろ。
こんなこと、ホント多いですよね。
そうなんです!断っても断っても、次々に人を代えて、しつこいくらいにやってくるのが新聞の勧誘なんです。
もしあなたに正しい断り方がわかれば、彼らはもう来ないかもしれませんよね。
おまかせください!私は新聞業界に長くいたので、あなたの悩みが痛いほど分かりますし、簡単に解決する方法を知っています。
そこで!
新聞の勧誘の断り方について、今回はこんな流れで見て行きましょう!
- 一般的な断り方ではダメな理由とは?
- これで大丈夫!正しい断り方とは?
- 新聞の勧誘が二度と来なくなる方法とは?
この方法を使うと、もう子どものお昼寝の邪魔もされなくなりますし、あなたも安心ですよね。
最後までご覧いただいて、ぜひ試してみてくださいね。
それでは参りましょう!
一般的な断り方ではダメな理由とは?
新聞の勧誘を断る方法として、よくあるのが、
- キッパリ「要りません!」と断る
- 新聞勧誘お断りのサインをインターホンの横に付ける
- 色々な断り文句を並べる
などですね。
これらの方法で、その場をしのぐことはできますが、根本的な解決には至りません。
順を追って、その理由をお伝えしますね。
まず、1の方法。
キッパリ要りません!と断って、うまく断れたとします。
でも、次の日に別の新聞の勧誘員が・・・
「奥さん、昨日来たのは別の人。僕は初めてでしょ。」と平気な顔でインターホンを押してきます!
昼寝の時間に、インターホンを押されるだけでも、かなりのストレスになります。
これではあなたの目的が叶ったことにはなりませんよね?
次は、2の方法について。
あなたがホームセンターなどで、払わなくてもいいお金を出して、新聞の勧誘のお断りのサインを買ったとします。
今度こそは!と思って取り付けたにもかかわらず、逆に新聞の勧誘が増えたという実例もあるくらいなんですよ。
新聞を勧誘するセールスマンというのは、超前向きな人たちというか、自分に都合のいいように考えるのが仕事みたいなもんです。
そんな人たちがこのサインを見ると、どう考えると思いますか?
「はは~ん!この家の人は面と向かってあうと断りづらくなるから、 こんなサインをわざわざ付けているんだな」と、実は喜ぶくらいなんですよ。
最後に3の方法は、まったく効果がありません。
彼らには、セールスをする上で変な格言を信じています。
その一例として、
- セールスは断られたところから始まる
- うるさい、しつこいを乗り越えよ!そのうちなんと熱心なに変わる
のようなもの。
ですからあなたのどんな断り文句も、すべて受け止める準備が、勧誘員の心の中で、すでになされていると思ってください。
断り文句を並べるだけ、相手の思うツボ、時間のムダだということなのです。
ではどう断ればよいのでしょうか?
これで大丈夫!正しい断り方とは?
今までの方法では効果がないことが、お分かりいただけたと思います。
そこで、知っていると得をする正しい断り方を覚えておきましょう!
あなたは特定商取引法(特商法)という法律を聞いたことがありませんか?
この特商法には新聞販売店にとって1番困る、再勧誘禁止の規定という項目があるんですよ。
あなたがこの内容を知っておけば、悪質な新聞の勧誘の撃退にかなり効果があります。
まず、新聞の勧誘のセールスマンがしなければならないのは
- ネームプレートの着用すること
- どこのだれかを明確に言うこと
- あなたに勧誘を受けるかどうかの意思を確認すること
です。
新聞業界は、まだまだコンプライアンスの面でかなり遅れていて、
上に挙げたことができていない勧誘員が、いまだに多くいます。
最近は、かなり改善されています。
もし上記のことができていない勧誘員であれば、できていないことをツッコむだけで、すぐに帰っていきます。
では次に、再勧誘禁止の規定の意味を考えていきましょう。
再勧誘禁止の規定とは、例えば、あなたが勧誘をキッパリ断った時に・・・
- その場で続けて勧誘してはいけない
- 日を変えて再訪問してはいけない
- 同じ販売店の違うセールスマンが勧誘してはいけない
というものです。
特商法ではこれに違反すると、販売店が業務停止になるのです。
この違反を見つけたら、すぐに消費生活センターに相談しましょう!
新聞販売店は業務停止になることを一番恐れているのです。
このように、特商法を活用することが正しい断り方なんですね。
新聞の勧誘が二度と来なくなる方法とは?
※2016/12/26 加筆・修正しました
正しい断り方がわかってよかった(*^^)v
・・・と思いきや、1ヶ月もすれば、また別の勧誘員がインターホンを鳴らしてきます。
これを食い止める方法は一つしかありません。
新聞販売店にあなたの家のことを、「訪問してはいけない家」と認識させることなのです。
大抵の場合、プロのセールマンの後ろには、案内人と呼ばれる販売店のスタッフが潜んでいます。
その案内人があなたの家にプロのセールマンを向かわせているといった営業形態です。
また、「フリー拡張」といって、販売店から・・・
- 訪問する家
- 訪問しない家
- 訪問してはいけない家
などの区分で色分けされている地図をもらって、単独でセールスする場合もあります。
どちらの場合だとしても共通するのは、あなたのお宅に伺っているのは「管轄の販売店の意思」だってこと。
つまり、販売店にあなたのお宅を「セールス禁止」にしてもらうことが、案内にしても、フリーにしても訪問をストップできるという、根本的な解決になる訳です。
そこで、今あなたがするべきことは・・・
- 勧誘員がきたら、管轄の販売店がどこなのか聞く
- 販売店に連絡をして、自分の家を「訪問禁止」に指定してもらう
- 各新聞社に対して、同じことを行う
これでOK。
念のために、その販売店の代表者の言質を取っておくと、なおいいですね。
以上のステップをやっていただくだけで、あなたの家には二度と、同じ販売店からの新聞の勧誘は来なくなりますよ。
もしこの方法でも、セールスが止まらなければ、販売店に問題があります。
その時は消費生活センターに相談するか、私にメールしてください。
あなたの状況に沿ったアドバイスができるかもしれませんので。
まとめ
いかがでしたか?
新聞販売店にたずさわっていた経験上、「自分がお客様に気をつけていたこと」や、「お客様にされると困ってしまったこと」などを書いてみました。
簡単にまとめると、
- 少々の断り文句は通用しない。
- 特商法の知識を活用する
- 販売店に直接、来ないように伝える
でしたね。
ぜひ覚えておいてくださいね。
もし、新聞を契約してしまって困った時や、契約する時の注意点などについては、こちらも参考にしてください。
⇒ 新聞を少しでもお得に契約するコツ!どんな景品・おまけがある?
悪いイメージの新聞屋さんばかりですが、新聞販売店の中には、本気で地域に貢献したいと考えている社長さんやセールスもおられるのは確かです。
いいお付き合いができれば、この上ない事なんですけどね。
あなたもそう思いませんか?