運動する前に怪我防止や体をほぐすため、身体を柔らかくしたいときに行うストレッチ。
そのストレッチが動的・静的と二種類あるのはご存じですか?
あなたが普段やられてるストレッチが…
- 動的・静的のどちらに当てはまるのか?
- 動的・静的ストレッチの効果の違いは?
- 動的・静的ストレッチのどっちを先に行うのがいいのか?
今回はそんなあなたの疑問にお答えします。
動的ストレッチと静的ストレッチの違いは?
動的ストレッチは、体や目的の筋肉を大きく動かして筋肉の伸び縮みを行います。
筋肉や筋を温めて、伸張反射を高めるストレッチです。
ラジオ体操や、メジャーリーガーの前田健太投手が試合前に行ってるマエケン体操も、この動的ストレッチに当てはまります。
その効果は運動時における怪我の予防・ウォーミングアップ作用があります。
また過度な運動や仕事を行う前に取り入れる事でその効果が期待できます。
一方静的ストレッチは動的ストレッチとは逆で、筋肉を伸ばした状態を一定時間キープすることで筋肉の緊張をやわらげる場合に行うストレッチです。
運動後のクールダウンに行うストレッチや、一般的に行っている柔軟運動がこれに当てはまります。
その効果は心と身体のリラックス・クールダウン・疲労回復があり、過度な運動や仕事が終わった後に取り入れることでその効果が期待できます。
動的ストレッチと静的ストレッチの順番はどっちが先?
ストレッチを行う順番は、動的ストレッチを行ってから静的ストレッチを行うという順番が良いとされています。
私も筋トレを行うようになってから、ストレッチについてもユーチューブやいろんなサイトを拝見させてもらいながら試しました。
その結果、動的ストレッチを行ってから静的ストレッチを行う順番の方が、身体への負荷が少ないように感じました。
また、動的ストレッチを先に行うことで、身体が少し温まります。
その後の仕事や筋トレでも、冷え切った状態からよりは動きやすく、特に冬の時期でも無理やり体を起こしてる感じはありませんでした。
ですのでスポーツや筋トレ、力仕事等、体を本格的に動かす前に準備運動として動的ストレッチを行います。
体を動かし終わったら、今度は静的ストレッチで使った筋肉の緊張をほぐします。
クールダウンするために静的ストレッチを行うという流れを作る事が大切です。
動的ストレッチと静的ストレッチを使い分けるのはこんな時!
筋トレを行う時であったり、なんか今日は体が重いなと感じる時には、先に動的ストレッチを行っています。
少しでも軽くしたい、追い込みたいと思えるようにです。
ただ、動的ストレッチを行うといっても、身体を1日の一番初めに動かすので、無理なストレッチはしない様に心がけています。
無理なストレッチをしてしまうと、関節や筋に損傷を与えてしまい、痛みを感じてしまう可能性があるからです。
また、気分を落ち着かせたいときや、身体を柔らかくしたいときには静的ストレッチを行っています。
そうすることで、しない時よりもすっと気持ちが楽になっています。
ですので、使い分けをするなら、何か激しい運動や仕事をこなす場合は、動的ストレッチを事前に取り入れます。
また心や身体が緊張状態であったり、体を柔らかくしたい、これ以上活動はせず就寝につく前などは静的ストレッチを取り入れるのが良いです。
まとめ
ストレッチには動的ストレッチと静的ストレッチの2種類があります。
動的ストレッチには怪我の予防や、運動前のウォーミングアップ効果があります。
一方静的ストレッチにはリラックス効果があります。
二つともに違った効果があります。
そして使う場面もそれぞれ異なり、静的ストレッチは運動や仕事前に行うのがよく、静的ストレッチは運動や仕事後に行うことで、その効果が十分に発揮されます。
私自身、結構重要視しているのが動的ストレッチの方で、動的ストレッチを行いだしてからというもの、捻挫や、関節が痛くなることがなくなりましたね。
以前の私のように怪我をしてしまわない為にも、あなたにはストレッチは行っていただきたいですね。