2月といえば節分!
節分といえば豆まき!
豆まきになると、「鬼は外~♪福は内~♪」の声が響いてきますよね。
豆は撒く以外にも、
「自分の年齢と同じ数を食べると幸福が訪れる」
と言われています。
節分の豆を食べる時って、
こんな事を言われたことはありませんでしたか?
「豆は年齢+1食べるんだよ~」
私も小さい時から、年齢よりも1個多くの
豆を食べなさいと言われてきました。
その時はなんの疑問も持たずに、むしろ1つ多く食べれる事が嬉しく、
なぜ1個多く食べるのかが分かりませんでした。
なぜ、節分の豆は歳の数+1個を食べるのでしょうか?
+1の正体とは?
節分の豆を食べる数は歳の数+1。
この+1は一体なんの数を表しているのでしょうか?
この+1の正体は、実は数え年のことだったのです!
数え年というのは、生まれた時点で1歳として、
それ以降は元日で1歳ずつ増えていく年齢の数え方です。
普通に年齢を数える時は0歳から数えるので、
数え年で年齢を数える場合は+1になるということですね。
本来、節分の豆は数え年に+1個した数を食べるのですが、
その辺りは地域によって風習が違うようですね。
どちらにするか迷うところですが、どちらでもよいと言われているので、
豆の数が少なくなる満年齢+1が分かりやすくていいと思います(^^)
なぜ数え年で豆の数を決めるの?
では、なぜ豆の数は数え年で決めているのでしょうか?
普通の年齢で決めないという事は、
それなりの理由があるのでしょう。
豆を1個多く食べるのには2つの理由があります!
それがこちら!
- 次の年も健康で幸せに過ごせるようにという願いから
- 昔の節分は大晦日にあったから
1つずつ分かりやすく解説していきますね~。
次の年も健康で幸せに過ごせるようにという願いから
節分に豆を食べるのには、
「年の数だけ豆を食べることで、年齢と同じ数だけ福を身体に取り入れる」
という意味が込められているからなんです。
そして気になる、1つ多く食べることの理由として、
「次の年も、健康で幸せに過ごせるように」
という願いが込められているからなんです。
つまり、豆を数え年の分まで食べるのは、
来年の福を祈った意味があるからなんですね!
そう考えると、この+1個は特別な1個に感じます(笑)
昔の節分は大晦日にあったから
これはビックリしたことでしょう。
なんと、昔の節分は大晦日に行われていたのです!
これは、昔の節分が旧暦の大晦日にあたるからなんですね。
大晦日に節分が行われていたということで、
上で説明した「次の年も健康で過ごせるように」という願いが
込められていた、ということなのです。
確かにこういった理由なら、2月という中途半端な時期に、
来年の事を願うことも頷けますね。
まとめ
節分に食べる豆の数について、いかがだったでしょうか。
こういう日本独自の文化は、どんどん後の世代に伝えていきたいですよね。
これで節分のことをもっと知ることが出来ましたね♪