ディズニーランドやディズニーシーには、全てのゲスト(入園者)が楽しめるように、いくつかのルールが存在します。
そのルールの中には、ディズニーリゾートのホームページ上には掲載されていない「暗黙のルール」と呼ばれるものも存在します。
あなたはご存知でしたか?
ディズニーランドを快適に楽しもうと思ったら、この「暗黙のルール」について知っておいて損はありませんね。
と言っても心配しなくても大丈夫です。
なぜなら、暗黙のルールと言えど、世間の常識ある大人なら、どれも当たり前に守っていることばかりだからです。
そこで今回は、そんな暗黙のルールも含めて、ディズニーリゾートで守りたいルールについてご紹介していきます。
ディズニーランドの暗黙のルールって何?有名なもの6つ
ではさっそく、ディズニーランド・ディズニーシーで注意が必要な、ルールの中でも、代表的なものをご紹介していきます。
ルール1:走ってはいけない
これは開園直後の入園時に、キャストさん(パーク内のスタッフさん)が頻繁に注意しています。
- 人気アトラクションの列にいち早く並ぶため
- ディズニーランドのパレードやディズニーシーの水上ショーなどでより良い位置を確保するため
このような目的で、入園後に走り出してしまう人は意外と多いんです。
しかし、小さなお子さんから、お孫さんと一緒のおじいちゃんおばあちゃんまで、広い世代の人がたくさん訪れるのが、ディズニーリゾートです。
そんな中で走り回って、ぶつかって怪我をしてしまったらどうでしょう?
トラブルの原因にもなりますし、お互い楽しめませんよね。
「早く乗りたい!」「いい場所で見たい!」と焦る気持ちは分かりますが、落ち着いて行動しましょう。
施設の中には、ディズニーリゾートの公式アプリで入場時間が指定されたり、待ち時間が確認できたりするものもあります。
公式アプリをダウンロードしておくと、スムーズですよ。
ルール2:自撮り棒やカメラの三脚は使用禁止
「せっかく夢の国に来たんだから、少しでも映える写真が撮りたい!思い出を綺麗に残したい!」という気持ちもあるでしょう。
しかし、ディズニーリゾートでは自撮り棒や三脚などの使用を禁止しています。
公式サイトにある禁止行為の項目に、
「ハンディサイズのグリップアタッチメントを除き、一脚・三脚・自分撮りスティック等の補助機材の使用」
https://www.tokyodisneyresort.jp/tdr/resort/forguest.html
といった記載があります。
こういった撮影補助機材が原因で、他のゲストさんとのトラブルや怪我に繋がってしまうケースを避けるために大切なルールです。
自力では撮れない写真が撮りたい場合は、キャストさんに撮影をお願いしてみましょう。
映える場所では、キャストさんに撮影をお願いする人も多いはずなので、順番は守ってくださいね。
ルール3:パレードやショーを待つときはキャストさんの案内が始まってから
パレードやショーを見るスペースの中には、キャストさんが案内をしている場所があります。
一番分かりやすいのは、ディズニーシーに入園して、少し進んだ所にあるエリア「メディテレーニアンハーバー」で開催される水上ショーでしょう。
そのエリアはもちろんですが、他の場所でも、長時間の場所取りは、通行の邪魔になるため控えましょう。
開始1時間ほど前になると、観覧待機のための案内が開始されることが多いです。
感染症対策の密集回避のため、変更になっている場合もあります。
「せっかくだし見やすい所でパレードやショーが見てみたいな」と思ったら、近くのキャストさんに聞いてみてくださいね。
ルール4:ハロウィーン期間以外の仮装禁止
ディズニーリゾートでは、ハロウィーンイベントの開催期間中は、好きなディズニーキャラクターの全身仮装をして、パークを楽しむことができます。
しかし、その期間以外は仮装をして入園することはできません。(小学6年生まではいつでも仮装して入場OK)
また、ハロウィーン期間は、仮装OKといってもさまざまなルールがあります。
例えばキャストさんの制服は間違えて声をかけられる等の混乱を招く可能性があるためNGです。
他にも
- 過度な露出
- 顔が分からなくなるようなメイクやマスク
- 大きすぎる小道具
などは禁止されています。
詳しくは公式ホームページにある特集ページをご覧ください。
※こちらは2022年度版であり、翌年以降は変わる可能性があります。
カチューシャやファンキャップ程度のものなら、いつでもつけられるので、普段はそちらを楽しみましょう。
ルール5:過度な露出の服は禁止
ハロウィーンの仮装ではなくとも、過度な露出がある私服での入園はできません。
広い世代の人が楽しむためのパークなので、パークの雰囲気を壊さないような服選びを心がけましょう。
ルール6:キャリーバッグ・ハードケースの持ち込みは禁止
遠方から旅行で向かう場合など、荷物が多い時でも、転がして持ち運べるキャリーバッグはとても便利です。
しかし、パーク内でもキャリーバッグを引いていると、他のゲストがつまずいて転んでしまう恐れがあるため、持ち込みができなくなっています。
持ってきてしまった場合は、パークの入り口にあるコインロッカーに預けるようにしましょう。
大きなロッカースペースもあるので、キャリーバッグでもすっぽりしまうことができます。
暗黙のルールと公式ルールの違いは?
暗黙のルールと言いましたが、実はこれ、ホームページ上には掲載されていないものも含めて、現地のキャストさんが注意を促しているものなんです。
また、ディズニーリゾートが幅広い世代に愛され、たくさんの人が訪れる夢の国であることを考えると、自然と「これは避けた方がいいな…」と思い浮かぶようなものでもありますね。
まずは一度、ディズニーリゾートの公式サイトにある、「東京ディズニーリゾートからのお願い」のページを読んでみてください。
↓こちらからご覧いただけます。↓
また、入園後に
- 「これってどうなんだろう?」
- 「こういう場合はどうしたらいいんだろう?」
と疑問に思うことがあれば、近くのキャストさんに聞いてみてくださいね。
暗黙のルールを知らなくて怒られた場合の対処法は?
ディズニーリゾートでは、入園前に手荷物検査があります。
- 持ち込み禁止のものがあった場合
- ふさわしくない服装と判断された場合
これらは、そこで入園を断られる場合があります。
持ち物で注意された場合は、コインロッカーに預け、服装を注意された場合は上着を着るなどして直すようにしましょう。
また、無事に入園できた後も、キャストさんに注意された場合は、必ず聞くようにしてくださいね。
キャストさんたちはみんな、夢の国をより多くの人たちに心置きなく楽しんでもらうために頑張っています。
あなたも「自分一人が楽しければそれでOK!」ではなく、「自分も周りもより楽しめるようにしよう!」という気持ちを持てば、きっと素敵な思い出になりますよ。
さいごに
繰り返しになりますが、暗黙のルールとは言っても、
- 現地でキャストさんが実際に注意を促しているもの
- 良識の範囲内で考えれば、思い浮かぶもの
がほとんどだったりします。
遊びに行く前に、一度公式サイトをご覧いただき、実際に入園してからも、キャストさんの注意には従うようにしましょう。
夢の国で過ごす時間が、とっても楽しい思い出になるはずです。