カブのギアチェンジが上手くいかない!どうすればいいの?
ギアチェンジのコツはありますか?
カブのギアチェンジするタイミングが上手くいかず、よくガクンってなってしまいますよね。
カブは他のバイクとは違った機構なので、ギアチェンジするタイミングやコツ、やり方があるんですよ。
今回の記事で、こんな悩みが解決できます!
- カブのギアチェンジのタイミングは?
- ガクンガクンとなる原因
- ギアチェンジのコツと練習方法は?
この3つの悩みと、
補足情報として、「カブは1速は使わない?」そのメリットとデメリットについて。
これらをわかりやすくお伝えします!
こちらのギアもカッコいいですよ。
それでは、行ってみましょう!
カブのギアチェンジはどのタイミングでやる?
カブには他のバイクならついている、タコメーターがありません。
なので、「ギアチェンジするときは、この回転数でギアチェンジすればスムーズにチェンジできますよ!」という明確な判断材料がありません。
ではカブに上手に乗ってる人はどのタイミングでギアチェンジをしているのでしょう?
実は上手なライダーは、カブのエンジンが吹け上がるタイミングでギアチェンジをしているのです。
エンジン音でいうとブォォォンと、エンジンが「うなりだした時」がギアチェンジのタイミングですね。
このタイミングは、排気量が違うカブでも使えるタイミングです。
この音の感覚がわかるようになれば、スムーズにギアチェンジができるようになるでしょう。
「そんなの個人の感覚じゃん!難しいよ!」とあなたは思いますね?その通りです。
なので、初めは速度でのタイミングを掴みましょう。
- 1速から2速は約10km
- 2速から3速は約20km
- 3速から4速は約30km
と、カブの50ccだとこんな感じです。
注意してほしいのは、速度でのギアチェンジに集中しすぎないことです。
集中しすぎると、とっさの判断が遅れてしまいます。
あくまでも目安なので安全運転でお願いします。
カブでガクンガクンになる原因と対処法は?
カブでガクンガクンになる原因は、適正な回転数で、ギアチェンジをしていないからです。
カブでなく、マニュアルのバイクでもそのギアにあった回転数でギアチェンジをしないと、いきなりガクッっと反動が来たり、エンストする寸前になったりします。
カブでもエンストは少ないですが、ガクンと反動が来ます。
特にこの振動が起きるのはシフトダウンした時です。
例えば3速と2速だと2速の方が小さいため、シフトダウンした時は回転数が上がります。
3速の時に2速に落とすタイミングが合えば、スムーズにギアチェンジできます。
しかし、タイミングが合わないと、無理にエンジンが2速のギア比に合わせようとします。
そうなると回転数が丁度いいところではなく、それ以上の回転数になるので、その反動でガクンとなってしまうのです。
では、その対処はどうすればいいのでしょうか。
シフトダウン時は出来るだけエンジンの回転数が下がっているタイミングで行えば、比較的ガクンとならないでしょう。
エンジン音はシフトアップ時はブォォォォンと唸るようなエンジン音の時でした。
ですが、シフトダウン時はかなり静かになるくらいがタイミングです。
カブでスムーズにギアチェンジするコツと練習方法は?
スムーズにギアチェンジするコツなんですが、こればっかりは実際に乗って練習するのみです。
初めはかなりぎこちないギアチェンジなので、割り切ってじゃんじゃん練習してください。
もちろんただただ練習するだけではなく、音を意識してみてください。
どの位エンジン音がうるさくなった段階でギアチェンジすると、スムーズに出来るかを模索しながらですね。
また慣れてくれば、こんなこともできるようになります。
シフトダウン時のスムーズに行うコツの一つで、ヒールトゥというもの。
アクセルを開けて空ぶかしをして、回転数を合わせてシフトダウンするといった方法です。
これが車のレースなんかでよく使われているヒールトゥという方法ですね。
ただし、これはやり方を間違えると急発進する可能性もあるので、慣れてきてもっとスムーズになりたいときにチャレンジしてくださいね。
カブのギアチェンジ!1速を使わないって本当?メリットとデメリットは?
正確に言うと、1速を使わない事はありません。
しかし、1速から2速にギアチェンジする速度のタイミングはカブ50ccだと10㎞程です。
なので、1速の役割としては停止してる状態から動き出しで使うギアという考えになります。
そこから、2速に入れて走り出すという感じです。
なので、人によっては2速発進した方がわざわざギアチェンジしなくて済むため、1速を使わないという人がいますね。
もちろん1速は力が強いので、急こう配等で動き出す際は1速は必要になります。
ですので、メリットとしては動き出しに苦労しないこと、デメリットとしては動き出してからは速度が出にくい(加速が悪い)という事ですね。
【カブのギアチェンジ】のさいごに
ここまでお話してきましたが、カブは気軽に乗れます。
しかし、他のバイクとは違うギアチェンジの仕方であるため、初めはかなり苦戦するかと思います。
しかし、慣れてしまえばガクンガクンもかなり抑えられ、快適にカブライフが過ごせるはずです。
余談になりますが、ギアチェンジをスムーズに出来るようになれば、同じ排気量の他のバイクよりも早く走ることが出来たりします。
カブは簡単に乗れるマニュアル車ですが、突き詰めれば奥が深い車両です。
今はギアチェンジがぎこちないかもしれませんが、練習を重ねて気持ちよくカブに乗れるようになれればいいですね!