「イースターといえばうさぎ!」
誰が、いつからそう言ったのでしょうか?
最近は幼稚園や小学校でも、
さかんに海外の文化が教育課程に
取り入れられるようになりました。
また、娘の英会話教材のイベントが
クリスマスやハロウィン、そしてイースターの日に
行われたりします。
娘はそれぞれのイベントを楽しんでいるのですが、
ある時、
「イースターってなに?どうしてうさぎや卵が
出てくるの?」って聞かれたんですよ。
クリスマスは私たち親の世代でも、子供の頃から
プレゼントをもらったりして、親しんできましたよね。
でもイースターってそもそも何をする日なの?
って思いませんか?
これからも、ますますグローバル化が進んでいきますので、
子どもたちが海外の文化を知ることは、
とても良いことなんですよ。
子どもって、新しい体験を通して
ドンドン成長していきます。
きっと、あなたのお子さんも、グローバルな感覚が養われ、
外国のことがもっと好きになることでしょう(^^)v
そこで今回は、イースターについて
- イースターの意味は?
- イースターエッグの意味は?
- うさぎの意味は?
- 子供にはこう教えよう!
の順でお伝えしていきますね。
これは、私が小学生の娘に教えた方法です!
実際に娘は、簡単にイメージすることができたみたいで、
イースターの日に、おばあちゃんに向かって一生懸命説明してましたよ~♪
あなたにも、イースターの意味がわかって、
お子さんにわかりやすく伝えることが、きっとできるようになります。
それでは参りましょう!
イースターの意味は?
ディズニーランドのイベントなどの影響により、
イースターはクリスマスやハロウィン同様、
海外のお祭りを盛大に祝うというイメージがありますよね。
でも、本来は復活祭といって、キリスト教においては、
私たちが想像する以上に、厳かで、重要なものなんですよ。
イエス・キリストは金曜日に十字架にかかって、
みんなのために亡くなったのですが、
日曜日に神様として復活したという話が
イースター(復活祭)の由来なんです。
キリストは日曜日に復活したので、
イースターは毎年必ず日曜日なんですよー!
イースターの曜日が固定されているということは、
毎年日付けが変わるということですよね?
そこで・・・
日付けの決め方を覚えておけば、
「今年のイースターはいつ?」なんて疑問も
簡単に解決するので、覚えておいてくださいね。
イースターの日付けは
「その年の春分の日以後の
最初の満月から数えて最初の日曜日」と
決められています。
少しややこしいので、実際にやってみましょう!例えば、2016年は
- 春分の日⇒3月20日(日)
- 最初の満月⇒3月23日(水)
- 最初の日曜日⇒3月27日(日)
なので、2016年のイースターは3月27日となります。
同じように考えていくと、
2017年は4月16日になるんですよ。
本来イースターは、キリストの復活を祝う日なんだから、
卵やうさぎなんて関係ありませんよね。
実は、イースターに卵やうさぎが登場するようになったのは
ずいぶん後になってからのことなんですよ(゚д゚)!
次は、イースターを祝う風習として、
なぜ卵やうさぎが使われるようになったのか?
を見て行きましょう!
イースターエッグの意味は?
昔の人は、たまごを豊穣のシンボルとして
扱っていました。
たまごのことを命の入れ物、生命の始まりとして見れば、
すごく縁起がいいですもんね。
ひよこにとっては、卵の殻を破るために
すごいパワーを使います。
「それだけキリストの復活はスゴイことなんだよ」と
教えを広めるために、イースターではたまごを使うようになったのです。
しかも、ただのたまごではなくて、食紅で派手に装飾したたまごなんですよ。
ここで疑問!
毎年、イースターではたまごに派手なペイントを施すのは
なぜなんでしょうか?
イースターではエッグハントという、
派手な装飾を施したたまごを、子どもたちが探す
宝探しのような遊びをします。
その時に見つけたたまごが、派手な方が子どもたちも
喜ぶからなんですよ。
またイースターという行事自体を盛り上げるために
たまごのペイントが始まったとも言われています。
うさぎの意味は?
うさぎに関しては、逸話があるんですよ。
あるイースターの日に、子どもたちがエッグハントをしていたら・・・
草陰からうさぎが飛び出してきて、そこを見ると
イースターエッグが落ちていました。
うさぎのおかげで、イースターエッグを見つけることができ、
子どもたちはすごく喜んだそうです。
それ以来、イースターにはうさぎも登場するようになりました。
うさぎはたまごを産まないし、こじつけのような気がしますが、
これなら意味もわかりやすいですよね。
また、海外でうさぎは子孫繁栄の象徴として扱われています。
日本でもねずみが多産の象徴として扱われているのと同様ですね。
うさぎは春に多くの子どもを産みます。
それが、イースターのおめでたいムードと結びついたんですね!
実際にヨーロッパでは、サンタクロース同様、
イースターのイブに、うさぎ(かぶりものを着ている)が、
チョコレートやキャンディ、カラフルな卵、おもちゃなどを
バスケットに入れて、子どもたちに届けてくれるんですよ。
子供にはこう教えよう!
イースターのことを、子ども向けに教えるためには、
例えを使ったり、イメージさせるように話すと
わかりやすいですよ~♪
うちの子もよくわかったと言ってくれたので、
参考にしてくださいね。
イースターの意味!子供向けの教え方[speech_bubble type="pink" subtype="L1" icon="1.jpg" name="私"] イースターって復活祭っていうんだけど、復活って言葉はわかりにくいよね? [/speech_bubble]
[speech_bubble type="pink" subtype="R1" icon="2.jpg" name="娘"] うん[/speech_bubble]
[speech_bubble type="pink" subtype="L1" icon="1.jpg" name="私"] じゃあ、クリスマスは何の日かわかる?[/speech_bubble]
[speech_bubble type="pink" subtype="R1" icon="2.jpg" name="娘"] キリストの誕生日でしょっ(^^)v[/speech_bubble]
[speech_bubble type="pink" subtype="L1" icon="1.jpg" name="私"] そう。キリストはもう亡くなっちゃったんだけど、今は神様だよね? [/speech_bubble]
[speech_bubble type="pink" subtype="R1" icon="2.jpg" name="娘"] うん[/speech_bubble]
[speech_bubble type="pink" subtype="L1" icon="1.jpg" name="私"] イースターはキリストが神様として生まれ変わった日なんだよ! [/speech_bubble]
[speech_bubble type="pink" subtype="R1" icon="2.jpg" name="娘"] へぇ~そうなんだ~[/speech_bubble]
[speech_bubble type="pink" subtype="L1" icon="1.jpg" name="私"] ひよこはたまごから生まれるでしょ?[/speech_bubble]
[speech_bubble type="pink" subtype="R1" icon="2.jpg" name="娘"] うん[/speech_bubble]
[speech_bubble type="pink" subtype="L1" icon="1.jpg" name="私"] うさぎもこどもをたくさん生むんだよ![/speech_bubble]
[speech_bubble type="pink" subtype="R1" icon="2.jpg" name="娘"] そうなんだ~笙ォ[/speech_bubble]
[speech_bubble type="pink" subtype="L1" icon="1.jpg" name="私"] だからイースターには、たまごとうさぎが出てくるんだよ [/speech_bubble]
[speech_bubble type="pink" subtype="R1" icon="2.jpg" name="娘"] うん、わかった![/speech_bubble]
[speech_bubble type="pink" subtype="L1" icon="1.jpg" name="私"] 植物の芽が出たり、動物の命が誕生するのが春だから、イースターは春にお祝いするんだよ [/speech_bubble]
[speech_bubble type="pink" subtype="R1" icon="2.jpg" name="娘"] そっかーよくわかった!ありがとう[/speech_bubble]
こんな感じで、わかりやすく娘に伝えることができました。
さいごに
いかがでしたか?
クリスマスと比べても、まだまだ馴染みのないイースターですが、
今後は日本でも当たり前のようにお祝いするようになるでしょうね?
イベントって家族でも盛り上がるし、楽しいので
我が家は大賛成でーす(/・ω・)/
でも、そのイベントの始まりや由来を知っておけば、
楽しみ方も変わってくるのではないでしょうか?
今年のイースターは、
あなたもお子さんと一緒に楽しむことができたら
私も嬉しいです。