しかも、ずっと乗り続けてると、だんだん手首が痛くなってきます
もちろん私も初心者の頃は同じでした。
初めはバイクをどう操ればいいのか分からなくて、下手なスロットルワークになりがちなんです。
では、そのアクセルワークは
- 握り方で変わってくるのか?
- 回し方を変えることで下手なふかしから脱出できるのか?
- アクセル自体を調整すれば解消するのか?
- アクセルは調整できるのか?
こんな悩みを抱えているあなたに、今回はピッタリな内容です。
それではどうぞ。
アクセルの握り方の間違い例と正しい例は?
アクセルの握り方は人それぞれです。
- 教習所で習ったように、4本指全てでアクセルを握る人
- 薬指と小指でアクセルを握る人(人差し指と中指はレバーにかけてる状態ですね)
- 人差し指と親指だけでアクセルを握って、その他の指はレバーにかける人
- 中指だけレバーにかけて他の指はアクセルを握る人
と、挙げるだけでも、結構出てきます。
間違った握り方というのは、ないと言ってもいいかもしれません。
しかし唯一これは間違いと言える握り方は一つだけあります。
それは、握ったときに余裕のない握り方ですね。
具体的には、腕や手だけでアクセルを支えてる状態です。
つまり、ニーグリップ(タンクを両膝で挟み込む姿勢)をせずに、腕や手だけでハンドルやアクセルを握ったり、支えたりすることです。
長時間その状態で走ると、力が手や腕だけ入ってしまいます。
ずっと手を突っ張った状態なので、15分も経たないうちに手が痛くなったり、だるくなったりします。
そうなると、変なところに力が入り、ハンドル操作やアクセルワークが鈍くなってしまうというわけです。
では、正しい握り方とは、どういったものなのでしょうか?
肩や腕に力を入れず、「ニーグリップを使用した握り方」です。
ニーグリップを積極的に使用することで、腕や手に極端に負荷がかかりません。
長時間運転していても、だるさや痛さは少なくなります。
アクセルの回し方の間違い例と正しい例は?
アクセルの回し方、これも握り方と基本は同じです。
間違い例は、腕や手に力が入った回し方です。
バイクの走り、特に加速や減速が力んだ感じになり、操作がギクシャクします。
特にカーブ途中に、急な加速や減速させてしまうのは、転倒の危険があります。
転倒しないようにするためにも、正しいアクセルの回し方を知り、実践する必要があります。
正しい例はアクセルを回す際に力まず、リラックスした状態でアクセルを回せるようになるのが理想ですね。
正しいアクセルの回し方をすれば、加速も減速もじゃじゃ馬なバイクに乗ってる感じではなく、すごくマイルドな加速や減速ができるようになります。
ここでもやはりニーグリップは大事な要素になりますね。
アクセルの握り方と回し方が上手くなるにはどんな練習をすればいい?
アクセルの握り方や回し方が上手くなるには、どんどんバイクに乗るのが一番です。
そして色んな握り方や回し方を試してみて、自分にあった握り方を見つけましょう。
いわゆる数稽古です。
また、上手くなるにはもうひとつ方法があります。
それはバイクに乗る時に身構えて乗ったり、あえて上手くなろうと意気込まないことです。
マインド面の充実ですね。
意気込んでしまうと、腕や手に力が入り、りきみがちになります。
りきんでしまうと、運転操作全てがぎこちなくなります。
なので、バイクに乗る際はリラックスした状態で、かつソフトに握れるように練習しましょう!
【初心者でもできる】アクセルの調整の仕方は?バイクのココをチェック!
アクセルは調整できて、遊びを多く、もしくは少なくすることができます。
初心者のあなたが簡単にできることはアジャスタの調整です。
スロットルから出てすぐのワイヤーにアジャスタが付いている車両が多いです。
アジャスタを締めたり開けたりすることで、好みの遊びに変えることができますよ。
私はあまり遊びは多くない方が好きなので、ハンドルを左右切っても回転数が上がらない程度に調整しています。
しかし、あまりに遊びがない方に調整してしまうと危険です。
なぜなら、遊びをなくしすぎるとワイヤーが引っ張られてしまい、アクセルが開いてしまいます。
そうすると走行中やカーブを曲がるときにいきなり加速してしまい、事故や転倒を引き起こしてしまう原因になってしまいます。
ですので、遊びをなくすのは程々にする、左右にハンドルを切っても回転数が上がらない所で調整するのが一番です。
【アクセルの握り方と回し方】のさいごに
アクセルの握り方や回し方はお伝えした通り、人により色んな持ち方や回し方があります。
もちろん、その人には持ちやすい握り方でも、他の人が同じ持ち方をすると持ちにくい、握りにくいという事もよくあります。
ですので、色んな持ち方を試してみてください。
そしてあなたが一番しっくりくる握り方や、この持ち方がいい!と思う方法を見つけてください!
また、一つの持ち方にこだわるのではなく、バイクに合う持ち方もありますので、それも知ることも大切です。
かくいう私も、色んなバイクに乗りましたが、バイクによって握り方を変えてます。
やっぱり握り方は一つではないという事ですね!
あなたには色んな持ち方を試して、気持ちよくバイクに乗っていただきたいと思っています。