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子育て

イヤイヤ期は泣いてばかりで気が狂いそう!夜や寝起きに泣き止まない原因と対処法は?放置はアリ?

イヤイヤ期 泣き止まない原因
  • 「イヤイヤ期」の子供が泣いてばかりなのはどうして?
  • 夜や寝起きに泣き止まない原因はなに?
  • 泣いている子供には、どんな風に接すればいいの?

「イヤイヤ期」がピークになると「子供って、なんでこんなに泣くの!?」と思うくらい泣きますよね。

毎日泣きすぎて、声はかれるし、目は腫れるし、いったいいつになったら泣き止んでくれるのか、と。

対応している親は理由を知りたくても、泣いている我が子は、当然話せません。

本当に困ってしまします。

うちの子供たちも、朝起きたときから、夜寝る前まで、一日中泣き声を聞いているんじゃないかという日々が続き、子供もわたしも気が狂うんじゃないかと思いました。

そこで今回は、「イヤイヤ期」のピークになって、

  • 泣き続けている原因や対処法がわからない
  • 「叩く」「怒る叱る」「放置」はやっていいの?

という、あなたの疑問について詳しく説明していきますね。

イヤイヤ期に泣いてばかりなのはなぜ?原因は?いつまで続く?

イヤイヤ期になると、泣いている時間が多すぎて、「なんで泣いているのか判らない」という場面が増えてきます。

夜寝る前や、朝起きてきてすぐにもう泣いている…ということもあります。

ではなぜそんなに泣いているのか?

そもそもイヤイヤ期とは子供に自己が芽生えて、自己主張がうまく出来ないときに「拒否・拒絶する」といった態度をします。

つまり、原因としては「自分がやりたくても、思うようにいかない」というときに泣き喚き、癇癪を起こすのです。

例えば、

  • 「靴下が履けない」
  • 「帽子が被れない」
  • 「眠いのに眠れない」

など、本人がやりたくても、まだ上手に出来ないことに対して泣いて怒ったりします。

あとは、

  • 「朝起きたくない」
  • 「保育園のバックを持ちたくない」
  • 「抱っこされるのがイヤ」

など、「自分の意志」が入っていないことも気に入りません。

特に夜は、日中の疲れもあって、子供の癇癪もピークになりますし、朝は体力が有り余っているので泣き続けますよね。

イヤイヤ期の期間がいつまで続くのかというと、子供がある程度「話せる」「動ける」ようになる4歳頃になれば、少しづつ収まっていくでしょう。

言葉の知識や発語が増え、身体を自由に動かせることで、親の手を借りずに自分で意志表示が出来るからです。

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うちの子供も2歳頃、自転車で公園にでかけるときに「自転車に乗りたくない」と言い出して、駐輪場で泣き喚きました。

「歩こう」「もうやめようか?」と色々話しかけましたが、どうも「ヘルメットを被らずに乗りたかった」らしく、それは出来ないというので泣き喚いてしまったみたいです。

何とかヘルメットを被って、自転車に乗ったときには、もうウトウト…

結局公園に着いたときには、自転車で寝ていました。

公園がメインだったのに、その日のお出かけは自転車に乗ることで終わりました…。

イヤイヤ期の癇癪やギャン泣きを静める方法3つ

イヤイヤ期の癇癪やギャン泣きを静めるアイデアは以下の3つです。

  • 共感する
  • 選択肢を与える
  • スキンシップをとる

それぞれを詳しく見ていきましょう。

方法1:共感する

1つ目は、「共感する」ことです。

  • 「○○がやりたい!」
  • 「▲▲が出来なかった」
  • 「これもあれも嫌だ」

など、自分が思うようにいかないこと、悔しい・悲しい・怒っている気持ちを、口に出して肯定してあげましょう。

そうすれば子供たちは、ママも気持ちをわかってくれた!と思って嬉しくなります。

とくに子供の感情を親が言葉で表現してあげることで、子供はこの気持ちには「名前」があることを知ります。

  • 「悔しいね」
  • 「悲しいね」
  • 「怒ってるよね」
  • 「恥ずかしかったのね」

など、気持ちを言葉で教えてあげましょう。

そうすれば子供もいずれ「○○で悔しい」「■■で怒っている」と口に出して教えてくれるようになりますよ。

親にとっては、理由もわからず泣かれるよりも、子供がどうして泣いているのか、どんな状態なのか教えてもらえるのは有難いですよね。

方法2:選択肢を与える

2つ目は、「選択肢を与える」ことです。

子供のやりたいことが全て叶えられるわけではありませんよね。

とくに危ないことや、子供の言う方法では出来ないこともあります。

そんなときは「○○に行くか、■■に行くか、どうする?」と、選択肢を与えてあげましょう。

子供は「自分の意志」が入っていることが大事なので、こちらが提案した中から選んでくれることも多いです。

うちの子供は、お気に入りの靴下があって、毎日履きたい!という子でした。

お気に入りの靴下が乾いてない、となるだけで大泣きだったんです。

そんなときは「今日はこっちの靴下とそっちの靴下が○○ちゃんに履いて欲しいって言ってるなぁ。○○ちゃんはどっちの靴下が良いと思う?」と、聞いて選んでもらっていました。

方法3:スキンシップをとる

3つ目は、「スキンシップをとる」ことです。

泣いている子供をギューっと抱きしめてあげましょう。

身体をゆだねられる相手がいる=信頼関係がある、と子供でも無意識に感じ取っているはずです。

全力でイヤイヤの拒絶ができるのも、あなたに信頼があるからこそです。

また、スキンシップは、お互いの気持ちを表現したり、確かめ合うのにとても良い方法です。

成功したときや楽しいときはハイタッチをしたり、不安なときは手を握ったり、心配なときは頭や背中を撫でてあげたりすることで、言葉では上手く伝わらなくても態度で伝わるはずです。

泣いているときだけでなく、日頃からスキンシップを多くすると親の気持ちが子供にも伝わりやすいでしょう。

イヤイヤ期に泣いてばかり!たたく、怒る叱る、放置、抱きしめるはアリ?ナシ?

「叩く」という行為は、子供を恐怖感で支配することになるのですぐにやめましょう。

叩いたときは言うことを聞くかもしれませんが「叩くから怖い」という理由でやめただけなので、本当に危ないことや、やめて欲しい理由は子供には伝わりません。

また、恐怖心から、癇癪が酷くなることもあります。

「怒る」「叱る」は似ているようですが、「怒る」は感情的になって怒鳴ったりすること、「叱る」は相手を思って、同じ間違いを繰り返さないように注意やアドバイスをすることです。

「怒る」ということは、相手に感情のままに怒りをぶつけるので、「叩く」と同じで子供には「怒られた」という恐怖心しか残りません。

「叱る」ことは、相手に間違いを気づかせ、次はどうしたら良いのかを考えるという成長に繋げることが出来ます。

わたしにも苦い経験があります。

うちの子は、何度も靴の左右を履き間違えるのですが、その日は朝からイライラすることが重なって、靴を履き間違えた息子に「また履き間違えてるでしょ!」と怒鳴ってしまいました。

次の日から息子は靴を履きたがらなくなってしまいました。

そのときになって間違いに気づき、息子に謝りましたが、子供を追い込んでしまったことをとても後悔しました。

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「放置」といっても、ただ放っておくのではなく、物理的に子供と距離をとることも必要だと思います。

子供によっては「今見ないで!」と言ったり、抱きしめようとしても「嫌だ!」となる子もいます。

また、親が「手を上げてしまいそう」など感情をぶつけてしまいそうなときは、別の部屋に移動したり、少し子供から離れて距離をとってみましょう。

離れてから、親も深呼吸をするなど、気持ちを落ち着かせることが重要です。

注意してほしいのは、離れるときに「子供の安全」が確保されていること。

周りに誤飲しそうなものや尖ったもの、子供が怪我をしそうな場所はないか確認しましょう。

安全が確保されないまま、子供から離れる「放置」は絶対にやめましょう。

「抱きしめる」行為は、お互いの気持ちが落ち着くためのスキンシップにもなるので、ぜひやってみてください。

抱きしめてあげることで、子供は「安心」出来る、親は自分の「怒り」を落ち着かせることが出来ると思います。

中には子供が「抱きしめて欲しくない」と言ったり、親が見えない場所に自分で移動することもあります。

子供ながらに、一生懸命に自分と向き合っていたり、自分で気持ちを落ち着かせようとしたりするので、そういうときは無理をせず、本人のペースに合わせてあげましょう。

わたしの友人の子供も、気に入らないことがあれば、親から離れたり、見えない所に隠れたりする子でした。

そんなとき友人は「あの子は、今はそういう気分だから置いといてあげてね」と周りの子供や親に言っていたのを覚えています。

きっとその子は、「怒り」の表現が「人から離れること」であり、離れたあとは戸惑いながら自分の気持ちと向き合っていたのかもしれませんね。

さいごに(結局、泣いてばかりの子供にはどう接すればいいか?)

まずは子供の「自分がやりたい」という気持ちを受け止めて、「悲しい」「悔しい」などの気持ちに共感してあげましょう。

抱きしめながら、背中を撫でながら、「○○がやりたかったのね。出来なくて悔しいんだね」と代弁してあげてください。

そして出来る限り子供の目を見ながら、子供の意見を聞いて選択肢を出してあげましょう。

どうしても泣き喚いて、子供を抱きしめることも話すことも難しいときは、安全な場所に移動して、子供が泣き疲れるのを待ったり、親が怒りを鎮めるために距離をとったりすることも大切です。

お互いに落ち着いてから、それぞれの気持ちを話してみてもいいかもしれませんね。

子供が泣いてばかりいると親も不安になりますが、泣き続ける小学生がいないように「イヤイヤ期」には必ず終わりが来ますので、その日まで子供と良い距離感を保ちながら過ごしてみましょう。

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