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3月 8月

甲子園の高校野球!春と夏の違いは?選抜や選手権ってどっち?

春の甲子園と夏の甲子園の違い

カキーン!タッタッタッター!ザザーッ!ワ~♪キャ~♪

 

 

高校野球ならではの、金属バットの音、ひたむきなプレー、アルプススタンドからの声援って、すごくいいものです。

見ているこちらも、ついつい感情移入してしまいますよね!

 

 

高校野球って、年に2回、に開催されているのは、あなたもご存知だと思います。

 

俗に、「春の甲子園」「夏の甲子園」とか、「春の高校野球」、「夏の高校野球」などの通称で、一般的には区別されています。

 

どちらも甲子園球場で開催される高校生の野球大会なので、行われる時期が違うだけで、もしかしたら、中身は同じだと思っているのではありませんか?

 

 

実は、似ているようで、まったく違うんですよ!

 

 

そこで今回は、高校野球の春と夏の・・・

  • 正式名称の違い
  • 主催者の違い
  • 出場校の違い
  • 試合の組み合わせの違い
  • 優勝旗の色の違い
  • 人気の違い

 

について、順番にわかりやすくお伝えしていきますね。

 

 

これらの違いがわかると、より一層、高校野球のことが好きになって、テレビで見るのも楽しくなってきますよ。

 

 

それでは参りましょう!

 

 

正式名称の違い

 

正式名称なんて、別に覚えなくてもいいんですけど、ここでは「春と夏は違うんだなぁ!」くらいに思っていてくださいね!

 

 

春の大会の正式名称は、「選抜高等学校野球大会」です。

 

一般には、「選抜甲子園」とか、単に「センバツ」と呼ばれていますよね。

 

 

対して、夏の大会の正式名称は、「全国高等学校野球選手権大会」です。

 

一般には、「選手権」で通っています。

 

 

「選抜」って言うくらいなので、春は出場校が選抜されるのに対し、夏は「選手権」なので、「実力ルールなんだろうな」と、大体の想像がつくのではないでしょうか?

 

ちなみに、チームの選び方については、後で詳しく言いますね。

 

 

主催者の違い

 

大会を主催しているところが、春と夏では違います。

 

春は毎日新聞で、夏は朝日新聞なんですよ。

 

 

春になると毎日新聞が、夏になると朝日新聞が、「記念に1ヶ月だけ新聞取ってぇな~(´ε` )」と、よくセールスに来るのはこのためです。

 

 

出場校の違い

 

出場校の数にも違いがあります。

それぞれ見て行きましょう!

 

 

春の出場校は?

 

春の出場校は通常、32校です。

 

たまに記念大会と称して、

  • 第○5回のように、下一桁の数字が5の時は34校
  • 第○0回のように、下一桁の数字が0の時は36校

 

といった例外もあります。

 

 

基本的に、日本高等学校野球連盟(高野連)と言うところが、秋の地方大会の成績を考慮して、出場校を選抜します。

 

 

夏と比べて、出場校をどうやって決めているのか?が、わかりづらいですね。

 

 

春の大会が一般の人に受け入れられにくい理由は、「選抜方法がわかりづらいから」だとも言われています。

 

 

夏の出場校は?

 

対して、夏は至ってシンプル

 

出場校は、野球初心者でもわかりやすいです。

 

 

各都道府県から1校と、東京と北海道だけ2校出場できるので、通常は全部で49校です。

 

 

高校球児たちも、「地元の代表」だという自負があるので、熱い思いがより伝わってきますよね。

 

しかし、地域間の学校数に格差があって、「県によって代表校になりやすい、なりにくい」といった差が問題視されています。

 

 

甲子園に出たいがためだけに、わざわざ地方の高校に野球入学する生徒もいるくらいなんですよ( ゚Д゚)!

 

 

試合の組み合わせの違い

 

大会の進行方法にも、春夏の違いがあります。

 

 

春の大会は、出場校が32校(34,36校)でキリがよく、大会最初の抽選会で、きれいなトーナメント表が出来上がります。

なので、2回戦以降の再抽選は行われません。

 

 

対して、夏の大会は全試合抽選しています。

 

 

この抽選如何で、その後の戦い方も変わってくるので、ここでもドラマが生まれやすく、見ている方もドキドキします。

 

 

例えば、初戦でいきなり優勝候補同士が当たったり、片や、くじ運によっては、そんなに強くない高校との対戦に恵まれて、決勝まで行くパターンもあり得るということです。

 

 

当の高校球児たちの一喜一憂している姿を見るのも楽しみの一つなんですよ。

 

 

優勝旗の色の違い

 

春は「紫紺(しこん)の大優勝旗」で、夏は「深紅(しんく)の大優勝旗」です。

 

大優勝旗(上:春の大会 下:夏の大会)

紫紺と深紅の大優勝旗

 

夏の深紅の大優勝旗のイメージがどうしても強すぎて、高校球児たちも言い間違える時があるそうですWww

 

 

人気の違い

 

優勝旗を言い間違えるほど、春の大会は夏の大会よりも印象が薄いのでしょうか?

実際にも、春は夏に比べて人気がないように思われます。

 

 

夏の甲子園と言えば、夏休みの風物詩にもなっているくらい、日本の国民には当たり前の行事になっていますよね!

 

 

この春と夏の人気の差はどこにあるのか、私なりに考えてみました。

 

春の大会に人気がない理由は、以下の4つです。

  1. 春休み期間は、学校も社会人も年度替わりで忙しく、甲子園まで応援に行けない
  2. 甲子園のアルプススタンドは日中でもまだまだ寒い
  3. すべての県が出場しているわけではないので、盛り上がりにくい
  4. 3年生の高校球児たちは、「春に負けても夏がある」的な空気なので、感動コメントが生まれにくい

 

からなのではないでしょうか?

 

あなたはどう思いますか?

もし、春の大会の方がお気に入りなのであれば、すみません。

「こんな違いもあるよ~」とだけ、思っていただければ幸いです。

 

 

さいごに

 

いかがでしたか?

 

 

春にも夏にもそれぞれの特徴があって、良さもありましたね!

 

でも私はやはり、夏の甲子園の方が好きです。

 

 

各県のメンツをかけた対抗戦さながらといった様相が、感動的な場面を作りやすいからです。

 

ついつい「自分の出身地の高校は勝ったのか?」と気にしてしまいませんか?

 

 

それに、ブレイクする選手が、毎年必ず出てくるのも、見ていて楽しいですね。

 

「このイケメン選手は、ブレイクするずっと前から、わしが目ぇ付けとったんや!」って、飲み屋さんで自慢気に話すおっちゃんも、夏によく現れます(^^)

 

 

あなたもこれからは、春と夏の高校野球の違いがわかったので、今までとは違った視点で、より高校野球を楽しむことができるのではないでしょうか?

 

そんなお役に立てたなら、私も嬉しいです。

 

-3月, 8月