3月と言えば、年度末ということもあり、
引っ越し、転勤、移動、退職など
別れの季節ともいえますよね。
普段、転勤などが多くない会社でも、
年度末にはちらほらあるのではないでしょうか?
先日、私の部下が東京に転勤になったんですね。
そこで東京でも頑張ってほしいと言う願いも込めて、
餞別を贈ることにしたんです。
餞別といっても、普段書き慣れていないことから、
のし袋に何を書いていいのかわかりにくくはありませんか?
そこで今回は、餞別を贈るにあたって、
部下へ感動を与えるのしの書き方を詳しくお伝えしていきますね。
形式的に書くのは、本で調べたりすれば簡単だと思います。
でも、それだけでは面白くありません。
なので、私が考えた餞別の書き方も併せて
参考にしていただければ嬉しいです。
これを知っておくと、
- 自信を持って部下を送り出すことができる
- 部下が泣いて喜ぶ、あなたオリジナルの書き方も開発できる
のメリットがあります!
それでは参りましょう。
表書きの書き方は?中袋は?
まずのし袋ですが、転勤の場合は
紅白の蝶結びの水引がついたものを使います。
普段のあなたと部下との関係にもよりますが、
のし袋がなければ、ただの白い封筒でも構いませんよ。
表書きには「御餞別」「御礼」 「おはなむけ」と書きましょう。
部下の場合は、「お」を取って、「餞別」「はなむけ」でもいいですよ。
下段には、贈り主の氏名を書きます。
普通中袋はありませんが、高いのし袋には中袋がついています。
そんな場合は、裏面に金額と名前を書きます。
上の例はあくまで一般的な例で、私の場合、
お互いに気取らない間柄であれば、ティッシュペーパーに
包んで渡すパターンも過去にありました。
水引の結び方は?
水引にはいろいろ種類がありますよね。
どういう場合に、どんな水引を使うのか、
迷ってしまいませんか?
そんな時は、水引の結び方を用途別に覚えておけば、
迷うことがなく簡単なんですよ。
- 蝶結び・・・ 蝶結びは簡単にほどいて何度でも結び直すことができますよね。
なので、何度でも起こってもいいようなお祝い事に使います。
- 結び切り・・・固く結ばれているので、ほどけません。
なので、何度も起こってはいけないようなお祝い事に使います。
転勤の場合、 栄転であれば何度も起こっていいことなので、
蝶結びを使えば良いということがわかりますよね。
この書き方でオリジナルを演出
餞別という言葉は本来、
「はなむけ」や「別れの宴会」と言う意味です。
こちらでも詳しく説明していますので
参考にしてくださいね。
⇒ はなむけの言葉の意味!漢字の使い分けは?手向けとの違いは?
参考にしていただいた後は、
今からさらに重要な事を言うので、
必ずココに戻ってきてくださいね!
昔、家族や友人、知人が旅に出るに際し、
旅費の足しにしたり、生活の足しにするために
金品を渡していたのが、餞別の由来なんですよ。
なので、冠婚葬祭と違い、堅苦しくなくても大丈夫。
一般的に、「御餞別」と書くところを、
「名残惜しくて」と書いてもいいんですよ。
とういうことは、あなたの好きなように
餞別の言葉を考えて書いたら、
もっと気持ちが伝わるのではないでしょうか?
以下は、私が部下にあてた餞別の言葉です。
- 自らを信じよ
- 我が成す事は我のみぞ知る
- ひたすら進め
- あきらめない姿勢
などはめちゃくちゃ喜ばれましたよ!
あなたならではの、気の利いたフレーズを
考えてみてくださいね~♪
さいごに
いかがでしたか?
普段一緒に仕事をしてきた仲なので、
あらためて餞別となると、少々照れくさいですよね。
でも、めったにないことだからこそ、もらった方の
感動も一入なんですよ!
餞別ののし袋の書き方自体は簡単でしたが、
あなた流の餞別ができるためには、もう一手間要りそうですよね。
部下の成長を思うあなたの気持ちが伝わるといいですね~♪