ポケモンシリーズの最新アプリゲーム「Pokemon Sleep(以下ポケモンスリープ)」の国内配信が始まりました。
スマートフォンの加速度センサーとマイクを使って睡眠時間と睡眠の質を計測し、結果に応じて様々なポケモンをゲットすることができます。
楽しい反面、心配なことも。
眠っている間もアプリを起動し続けることになるわけですが、気になるのがバッテリーの消費量ですよね。
- ポケモンスリープはバッテリー消費が早いのか?
- 充電ケーブルを挿しっぱなしで寝ても大丈夫?
- バッテリー消費が早い時の対処法は?
こんな疑問が湧いてくると思います。
そこで今回は、ポケモンスリープのバッテリー消費を抑える使い方や対策方法などについてご紹介します。
ポケモンスリープ使用でスマホのバッテリー消費が早いってホント?
ポケモンスリープは、アプリを通じて睡眠時間や睡眠の質を計測する、眠ることが攻略に繋がる睡眠ゲームアプリです。
計測中はアプリを起動し続ける必要があるため、一晩でバッテリーがかなり減ってしまうというケースも多いようです。
バッテリー消費にまつわる、ポケモンスリープを使用する上での注意点を、以下にまとめてみました。
ポケモンスリープは充電ケーブルなしでも大丈夫?
私の場合、スマホを100%まで充電した上でポケモンスリープを使用すれば、寝てる間は大丈夫でした。
しかし、ポケモンスリープはバッテリーの消費量の多いゲームです。
朝起きた時には20%近くまで減っていて、結局もう一度充電しなければなりませんでした。
スマホのバッテリー寿命が大きく関係していると思われます。
あなたがヘビーなスマホユーザーで、バッテリーがそこそこ劣化していると、ケーブル無しでは一晩持たないかも知れません。
スマホのバッテリーは使用年数に比例して劣化していきます。
最新機種にスマホを替えたばかりならまだしも、日頃からバッテリーの消費量が多い場合は、充電ケーブルなしでポケモンスリープを使用するのは難しいでしょう。
スマホは日常生活に欠かせないものです。
朝起きた時にもう充電がない!というのは避けたいですよね。
なら、充電ケーブルには繋いでおくようにした方が良さそうですね。
ポケモンスリープは寝てる間にバッテリーが切れたらどうなる?
寝てる間にバッテリーが切れた場合、ポケモンスリープアプリも同時に終了するため、睡眠計測が終了してしまいます。
そのため、正確な睡眠時間などのデータの計測ができなくなってしまいます。
この点も踏まえて、ポケモンスリープの公式HPでは、睡眠を正しく計測するポイントとして、充電をしながら(電源に繋いだまま)アプリを使用することを推奨しています。
ポケモンスリープがバッテリーに与える影響は?過充電の心配は?
ポケモンスリープは、睡眠中も常にアプリを稼働させて計測します。
そのため、直接触っていなくても実質的には、スマホを使いながら充電している状態になります。
アプリを使い始めて、すぐバッテリーがダメになってしまうことはないでしょう。
しかし、アプリの性質上、毎日使うことになるので、バッテリーへの負荷が大きくなる可能性はあります。
また、スマホを充電ケーブルに繋ぎっぱなしにすることで、過充電(充電が100%になっても更に電力を蓄えようとすること)が起きてバッテリーの劣化につながる可能性もあります。
最近はスマホ本体に
- 「スマホが熱を持ったら一時的に充電を停止する」
- 「充電完了までの時間を調整して、朝起きる頃にちょうど100%になるようにする」
などの機能が搭載されています。
極度な心配はいりませんが、できるだけ充電しっぱなしは避けた方が良いでしょう。
【ポケモンスリープ】バッテリー消費が早い時の対処法5つ
スマホのバッテリーの消費が早い時に使える具体的な対処法は、次の5つです。
- アプリ内の設定から画質設定を簡易版に変更
- できるだけ涼しい場所に置く
- ポケモンGO Plus+を使用する
- バッテリーを交換する
- 複数の端末を所持している場合は利用頻度が低い方でアプリを利用する
それぞれを詳しく見ていきましょう。
対処法1:アプリ内の設定から画質設定を簡易版に変更
アプリ自体の設定で、画質を下げることで、バッテリーの消費量を抑えられます。
具体的な変更方法は以下の通りです。
- メニューを開き、各種メニューの中から「サブメニュー」を選択
- 設定の項目から「基本設定」を選択
- その他のタブからゲーム品質を変更できるため、画質設定を標準版から簡易版に変更する
- (この時、FPS(1秒の動画に何枚の画像が使われているかを示す単位)の数値も下げておくとより改善につながる)
この手順をしておくと、ゲームの動作がカクついたり、画質が荒くなったりはしますが、バッテリーの消費がだいぶんマシでした。
対処法2:できるだけ涼しい場所に置く
スマホが熱を持ちにくくなるよう、朝に直射日光が当たらない場所に置くのも対策の一つです。
公式では正しく計測を行うために、サイドテーブルやヘッドボードなどの硬い場所には置かず、枕元や布団の上などの柔らかな場所にスマホを置くことを推奨しています。
枕や布団でスマホが覆われると、熱が籠りやすくなってしまいます。
併せて注意するようにしましょう。
対処法3:ポケモンGO Plus+を使用する
ポケモンスリープはスマホのみでも利用可能です。
しかしポケモンGO Plus+という端末と連携することで、スマホを使わずに、睡眠計測を行うことができるようになります。
ポケモンGO Plus+を使うメリット
- スマホのバッテリーの消耗を抑えることができる
- 連携特典としてナイトキャップを被ったピカチュウが登場する
- 「ポケモンGO」との連携で「きのみ」を追加でもらえる
と、こんなメリットがあります。
かわいいピカチュウの姿は一見の価値がありますよ。
対処法4:バッテリーを交換する
ポケモンスリープ以外のアプリでも、バッテリーの消費が激しかったり、スマホが熱くなったりする場合もあります。
そんな場合は、バッテリーが元々劣化している可能性を疑いましょう。
劣化したバッテリーを使い続けると…
- スマホの他の部品にも悪い影響が出る
- 発火してしまったりする危険性
これらの心配があります。
バッテリーそのものを交換することも検討しておくと良いでしょう。
対処法5:複数の端末を所持している場合は利用頻度が低い方でアプリを利用する
- 動画を見る用などで機種変前の端末を残している
- 目的に応じて端末を使い分けている
こんな場合、利用頻度の低いサブ端末に、ポケモンスリープを入れると良いでしょう。
そうすれば朝にメイン端末が充電できていない事態を避けられます。
普段あまり使っていない端末であれば、よりバッテリーの消耗を抑えることができますよ。
ただし、機種変前の古い端末を利用する場合は、OSやアプリのアップデートなどでポケモンスリープが使えなくなることもあります。
その点には注意してくださいね。
【ポケモンスリープ】バッテリー消費を抑えるおすすめのスマホ設定は?
スマホそのものの設定や起動状況を変えることでも、バッテリーの消費量が抑えられる場合があります。
方法1:他のアプリを閉じておく(起動中のアプリをポケモンスリープだけにする)
ポケモンスリープの公式Twitterでも、睡眠計測開始後に他のアプリを使用すると、睡眠計測の失敗につながる可能性があると通達がありました。
また、アプリがいくつも開いたままだと、今使っていなくてもバックグラウンドで通信が行われている可能性があります。
もし可能であれば、就寝中は、ポケモンスリープ以外のアプリを停止しておくと良いでしょう。
それだけでもバッテリーの消費量を抑えられます。
方法2:スマホを低電力モードにする
ポケモンスリープでは、アプリを起動したまま画面を伏せるだけで、自動的に低電力モードに切り替わるようになっています。
しかし、あまり効果を感じられない場合は、スマホ本体の設定画面から、手動で端末を低電力モードに変更します。
そうすることで、バックグラウンドでのメール受信や、ダウンロードなどの動作を一時的に制御することができますよ。
方法3:画面を手動でオフにする
ポケモンスリープは、アプリを起動したままスマホを伏せることで、低電力モードにしてくれるようになっています。
それでもバッテリーが気になる場合は、スマホのロックボタンを押して、画面をオフにする方法もあります。
こちらも公式Twitterで通達があり、画面をオフにすると、アプリを起動したままにするよう通知が届くが、そのままでも計測は可能です。
ただしスマホのOSが勝手にポケモンスリープを終了してしまった場合、そこで計測は終了されてしまいます。
もしこの方法を行うのであれば、スマホの設定で、アプリの自動オフ機能を切っておくと良いでしょう。
さいごに
ポケモンスリープを遊ぶことで、普段は寝不足気味の人も、改めて質の良い睡眠を取ることの大切さを意識できるようになります。
今回ご紹介したバッテリーの消費量を抑える方法も試しつつ、多くのポケモンに出会うためにも、ゆっくり眠る時間を取ってみてはいかがでしょうか。