はじめての居酒屋でのアルバイト。
接客の経験もなく、接客用語なんてわからない…
あなたが不安でいっぱいなのは痛いほどわかります。
だって私も初めての時は同じ気持ちだったから。
でも大丈夫。居酒屋で10年以上働いた私が、実際に経験した体験談をもとに、接客用語の基本をご紹介します。
最後まで読んで、実践していただければ、あなたの不安もスゥーッと軽くなりますよ。
それではどうぞ。
居酒屋の接客用語の基本はコレ!
居酒屋のアルバイトでまず覚えなければならない接客7大用語は知っていますか?
実は接客には基本的な用語があるのです。
この接客7大用語を使いこなせば、お客様にも喜んでもらえる接客をすることができるでしょう。
- いらっしゃいませ
- 少々お待ちください
- かしこまりました
- お待たせいたしました
- 申し訳ございません
- 恐れ入ります
- ありがとうございました
「いらっしゃいませ」はお客様をお出迎えするときに使う言葉です。
第一印象はここで決まってしまいますので、笑顔で元気にハキハキと言いましょう。
「少々お待ちください」はお客様をお待たせするときに使う言葉です。
仕方がないこととはいえ、待たせてしまうのは、いいことではありません。
申し訳ない気持ちを込めて言ってくださいね。
「かしこまりました」は何かを頼まれたときに使います。
すぐに「かしこまりました」と言われると安心も出来ますし気持ちいいですよね。
「お待たせいたしました」はお客様をお待たせしたときや、料理を提供する際にも使うことができます。
待ち時間が少なかったとしても、ワンクッションこれを挟むことによって丁寧な接客をしているように見えますよ。
「申し訳ございません」は迷惑やお詫びをするときに使います。
この時の表情にも十分注意して、声色も変えると誠意のある謝罪に聞こえます。
「恐れ入ります」は、お客様に何かお願いをするときに使います。
言いにくいお願いも「恐れ入りますが…」と言い始めることによって、話を進めやすくなりますよね。
最後に「ありがとうございました」は感謝の気持ちを伝える言葉です。
感謝の気持ちを伝えることは、接客の基本的なことなので、どれだけ忙しくて切迫詰まっている時でも、お客様には笑顔で感謝の気持ちを伝えましょう。
以上が接客の基本的な用語です。
7大接客用語を適切に使うことによって、気持ちのいい接客ができますよ。
さて、この7大接客用語を適切に使うにはどうすれば良いのか…
間違いやすい例を参考にすると、覚えやすいです。
次は接客7大用語の間違いやすい例をご紹介しますね。
居酒屋の接客用語の間違いやすい例は?
接客7大用語の中で、一番間違いやすい言葉は、「かしこまりました」です。
普段、家族や友人と話すときには使わないですよね。
私も普段は「わかりました」や「了解」といった言葉を使ってしまいます。
でもお客様には、わかりましたや了解はNG!
あくまでも店員とお客様の関係なので、自覚を持って「かしこまりました」と丁寧な言葉を
使ってください。
そして次に間違いやすいのが、「申し訳ございません」です。
これは私も使い慣れるのに時間がかかりました…
なぜなら咄嗟に出てこないからです。
中には怒っているお客様もいらっしゃいます。
怒られていると頭が真っ白になり、咄嗟に出る言葉は「すみません」でした。
「すみません」では誠意が伝わりにくいので、「申し訳ございません」を使う練習をしましょう。
居酒屋での正しい敬語の使い方は?
私が居酒屋で接客をしていて、高級店レストランやホテルのような100%の敬語は求められたことはありません。
なぜなら居酒屋というのは、いかにお客様が落ち着いてリラックスして楽しんでいただけるかが鍵となるからです。
よって70%ほどの敬語を使うことを心がけた方が、お客様にも気に入ってもらえますよ。
例えば常連様なら、
「○○様いらっしゃいませ、いつもありがとうございます」
よりも
「○○さんいらっしゃいませ、いつもご来店ありがとうございます」
の方が親しみを持っているように聞こえませんか?
居酒屋の接客用語の覚え方は?
接客7大用語の覚え方のコツは、自分の頭の中でロールプレイングをすることです。
お客様がご来店してからお見送りをするまでを、想像してみてください。
もし想像しにくいなら、自分が居酒屋に行った時のことを思い浮かべてみてください。
この覚え方だと、イメージトレーニングにもなるので、私は自然に接客7大用語も、スイスイと覚えられました!
あなたもきっと簡単に覚えられるはずです。
まとめ
今回は居酒屋の接客用語の基本をご紹介しました。
私のオススメ、「接客7大用語」をマスターすれば、お客様の期待を超える接客をすることが
出来ます。
はじめての居酒屋のバイト。不安は沢山あると思いますが、場数をこなすことがちょっとした秘訣です。
私も働き始めた頃は、怒られたり、ミスをすることもありました。
でもそれを反省して、成長に繋げることによって、お客様に名前を覚えてもらえたり
また来るね、と言ってもらえるようにまで成長出来ました。
あなたも自分らしい接客を見つけて、お客様に楽しんでもらいながら、自分自身も楽しく
働いてくださいね。