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「ゎ」と「わ」の違いはなに?使い方を詳しく解説!

      2017/05/17


 

」。

 

あなたは平仮名の「わ」に、
小さくなった「ゎ」があるのを
ご存知ですか?

ローマ字だと
lwa」と「xwa」で
打つことができますね。

この小さい文字は拗音といい、
」や「」などが
普段の生活でも
よく使われています。

この拗音の種類の中に
「ゎ」が存在するのですが、
実際にこれを使う場面を
あなたは思い出せますか?

 

・・・

 

恐らく思いつかなかった
のではないでしょうか。

かく言う私も
思いつかなかったん
ですけどね(;^ω^)

ギャル語というのが流行った時に、
私ゎ18歳です」みたいな
使われ方をしてたのが、
少し思い浮かんだだけでした(笑)

 

一体「ゎ」はどういった時に
使うのが正しいのでしょうか?

気になったので
色々調べてみました!

 

今回はその調べた結果を、
分かりやすくまとめたいと
思います。

 

「ゎ」がよく使われていた時代

 

「ゎ」の使い方を学ぶ上で
知っておいて欲しいものが
1つあります。

それが、
歴史的仮名遣いというものです。

歴史的仮名遣いとは、
平安時代から明治時代の間の
日本語の使い方のこと。

ドジョウを「どぜう」と書いたり、
言うを「言ふ」と
書いたりするものですね。

子供の頃に百人一首を
やっていた人にとっては、
馴染みが深いのではないでしょうか。

 

ちなみに現在は
現代仮名遣いというものが
主流です。

現代仮名遣いについては
こちらの記事で紹介しています。↓

「は」と「わ」の違いってなに?
使い分けにはルールがあった!

 

「ゎ」はこの
歴史的仮名遣いにおいて、
よく使われる文字なのです。

 

「ゎ」の正しい使い方

 

「ゎ」が歴史的仮名遣いにおいて、
どのような使われ方をしていたのか。

次はこの記事で
1番大事な部分を紹介したいと
思います。

 

「ゎ」は分かりやすく言うと、
「く」と「ぐ」と組み合わせて
くゎ」「ぐゎ」という音を
作るのに必要なものなのです。

 

「くゎ」「ぐゎ」って
発音する言葉あったっけ?

 

恐らくあなたはこんな疑問を
抱いたと思います。

実際私も調べている段階では
そう思ってましたし、
当然の疑問ですよね。

 

では実際に現代で
「くゎ」「ぐゎ」が
使われているのか、
というと実は
全く使われていません。

例外として果物の
シークヮーサー」に
使われる事がある、
というくらいですね。

 

現代の日本語では
「くゎ」を使う事はありません。

 

「くゎ」とは一体なに?

 

それでは「くゎ」とは
一体どういうものなのか、
次はこちらを説明していきます。

 

ここで質問ですが、
この3つの言葉、あなたは
どういう風に発音しますか?

 

 

  • 火事
  • 関西
  • 国会

 

 

恐らく普通に
「かじ」「かんさい」「こっかい」
読んだ事でしょう。

もちろんそれで正解です。

ですが歴史的仮名遣いが
まだ使われていた時代では、
その読み方では間違いなんです!

一体なぜなのか、
それは発音の違いが原因でした。

 

なんと昔の人は「か」が付く言葉を
くゎ」と発音していたのです。

先程紹介した3つの単語も全て、

 

  • くゎじ
  • くゎんさい
  • こっくゎい

 

と読むのが、昔の人は常識でした。

現代では考えられない
ですよね(;・∀・)

 

この読み方は
江戸時代辺りまで
頻繁に使われていました。

明治時代からは現代仮名遣いを
使うように決められたので、
発音しやすい
「か」「が」に変更されたのです。

今の私達からすると、
「くゎ」なんて発音したくても
しづらいですもんね(笑)

 

明治時代の後でも、
関西地方などでは関西の事を
「くゎんさい」と呼ぶ人もいました。

第66代の内閣総理大臣、
三木武夫氏も国会を
「こっくゎい」と呼んだ話は有名です。

 

「ゎ」はいらない文字?

 

「ゎ」は「くゎ」と書く時しか
使いどころが無いため、
現代ではもう必要の無い
仮名ともいえます。

使わないのであれば削除するべき!
と考える人もいたそうですが、
削除してはいけない理由が
1つあったのです。

その理由とは
国語や文学の勉強の際に、
「ゎ」が無いと困るからです。

 

「ゎ」を無くしてしまうと、
大きい方の「わ」を
使わざるを得ません。

そうなると「くわ」になってしまうので、
本来の発音とは違う別の言葉に
なってしまうのです。

そういった事態を避ける為にも、
「ゎ」がこの世から無くなる事はなく、
今でも国語や文学の勉強で
使われているという事なのです。

 

「ゐ」や「ゑ」なども
同じ理由で削除されないのは、
こういった理由があるからです。

 

まとめ

 

平仮名の「ゎ」について、
いかがだったでしょうか?

最後にまとめていきたいと思います。

 

 

  • 「ゎ」は歴史的仮名遣いが流通してた時に使われた文字。
  • 現代では使われることはない。
  • 「くゎ」という発音をする時に用いる。
  • 国語の勉強の時に使う時があるので、削除はされない。

 

といった感じです。

 

普段目にする事が無かった「ゎ」に、
これだけの歴史があるとは
思ってもみませんでした。

役に立つ場面は
少ないかもしれませんが、
あなたの悩みを
解決できたのなら幸いです(*^^)v

 

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 - 文化, 言葉の違い




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